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奉納額「風月」


奉納額「風月」
【ほうのうがく ふうげつ】

山田方谷(漢学者・備中松山藩士、1805〜 1877)が4歳(数え年)のとき書いた奉納額。 タテ111.5cm、ヨコ58.0cm。 方谷は幼少のおりから、神童の誉れ高く、最初 の師である新見藩儒丸川松穏(1758〜1831) にもその才を称えられました。幼少時の方谷の書 は本額のように板へ書かれ、神社などに奉納され たものがよくみられます。奉納額はこのほかにも 数点確認されており、長じてからも方谷の書は多 くの人々に好まれました。 本書をもとに、近似の方谷林には「風月」岩が建 立されています。 高梁市歴史美術館で開催中の館蔵品展「板倉勝 静と山田方谷」で、6月8日まで公開中。 (管理人)