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赤章威鎧兜大袖付


赤章威鎧兜大袖付

国指定重要文化財昭和44年6月20指定所有者高梁市宇治町穴田赤木猛夫氏管理者岡山県立博物館
承久の乱(122ユ)に鎌倉幕府方に属して、戦功をたてた信濃国(長野県)筑摩郡赤木郷の豪族・赤木太郎忠長は、その恩賞として備中川上郡穴田郷(市内宇治町)の地頭に任じられた。
忠長は中野村本郷(宇治町本郷)に邸を構え、滝谷城を築いて本拠とした。以来一族が郷内およびその周辺に勢力を張ったと伝えられている。
市内宇治町穴田にある赤木家には、家宝の赤卑威大鎧と厳星兜が今日まで伝えられ、その輝かしい家系を語っている。この鎧は平安末期の作であり、現存する日本の大鎧の中で赤卑威はこれのみ。甲胃史研究の資料として、たいへん貴重なものである。