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荒神


農村にたくさん祭られている神であった。荒々しい力で農耕を妨げる諸々の災いを払いのける農業の守護神であった。しかし、ミサキの場合と同じように、荒神の意にさからったりすると、その怒りが激しいので、その意をやわらげるために荒神神楽が行われる。

荒神を三宝荒神とよぶことがあるが、その理由については、仏がお経の中で説いているとか、そうではなくこれは日本で作られたものであるが、理由はよくわからないとか、また穀物や食物の神をサンボウ様というふうがあるので、これに関係がありそうだとかいろいろなことが言われていた。荒神を素菱鳴尊に擬したのは明治の無格杜統合の時であった。