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平松政次



[高梁ゆかりの人物] [高梁偉人伝]

(ひらまつまさじ)

【記事】

プロ野球選手

'65年、岡山東商業で選抜高校野球大会に出場、4試合連続完封勝利という記録を作り決勝進出。藤田平(元阪神タイガース)のいた市立和歌山商業に延長13回サヨナラ勝ちで優勝。夏は初戦敗退。同年のドラフトで中日ドラゴンズ4位指名を拒否、日本石油に入社。'66年、都市対抗に出場し優勝。同年のドラフトで大洋ホエールズ2位指名で入団(現・横浜ベイスターズ)。'69年から12年連続2桁勝利を記録。'70年には25勝9敗・防御率1.95で最多勝・沢村賞を獲得。'71年も17勝をあげ2年連続タイトルに輝く。
”カミソリシュート”の異名を持つ鋭い変化球を武器に名実ともに大洋ホエールズのエースとして君臨した。引退後はフジTV解説者。
高梁市では「平松政次杯争奪学童野球大会」を毎年開催している。

◆実働18年・通算201勝196敗、2045奪三振、防御率3.31
平松政次著「プロ野球をカミソリシュートで斬る!」日本文芸社'87.4