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大平山


大平山は岡山県中部に起伏する吉備高原の中に、ひときわ高く盛り上がった台形のどっしりした山で、まさに「大平」の名が似合う山です。標高698.1mでほとんどをヒノキの美林に覆われ、ふもとを流れる有漢川の清流に沿って有漢地域が開けています。山頂からの展望は実に雄大で那岐連峰をはじめ中なぎ国山脈の山並みがなだらかに展開し、晴天には、はるか北西に大山の雄姿も眺めることができます。

また、地形的に吹き上げの風が多いことから、上級者向けのパラグライダー基地が整備され、高原の風をその身体で感じとることができます。春は花、夏は涼、秋は紅葉と雲海、冬は澄んだ眺望、四季を通じ、それぞれの景色を楽しむことができる大平山。雲海や初日の出を眺める場所としても有名です。市内には、初日の出を拝みに多くの人が集まる場所として、弥高山(川上町)、天神山(成羽町備中町)、松原霧の海展望の丘(松原町)などがあります。

<情報もと:広報高梁平成17年12月号>