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城下町の防衛


城下町の防衛

下町全体を防御点としてとらえたため、街路についてもいくつかの特徴点が見いだされる。一つは道幅が狭いことである。また、直角に交差する道路が少なく、丁字路にしたり、カギ型・食い違いにしたり、袋小路にしたりして、市街戦を想定した町づくりができていた。紺屋川は堀の機能をもたせ、高梁川には橋を架けず、渡河は渡し舟によっていた。神社仏閣も城下の守りとして位置づけられており、要地に建てられて、軍事的意義が大きかった。そして、治安維持のため、要所には多くの番所が置かれ警察の機能を果たしていた。

<出典:高梁歴史読本 高梁青年会議所発行>

索引【じ】 分類[松山藩の歴史]