磐窟渓 磐窟渓は、高さ100に及ぶ白亜の断崖が連なっており、谷底からそそり立つ奇岩をいわやけい見上げることができます。若葉・紅葉の季節はもちろん、四季折々に見せる景色は抜群の美しさを誇り、昭和6年、国の名勝に指定されています。磐窟渓の中腹にある磐窟洞は、日本でも珍しい閉塞型断層鍾乳洞です。鍾乳洞の形いわやどうへいそくがただんそうしょうにゅうどう成を示す断層が垂直な一枚板のように洞の中央を一直線に走り、中には美しく見事な鍾乳石や石筍が豊富にあり、「ダイヤモンドケーブ」の別名もあります。せきじゅん中でも、洞窟の天井や洞床に、重力と無関係にあらゆる方向に伸びる太さ2〜5の細く曲がりくねったモヤシのような生成物で、「曲がり石」とも呼ばれるヘリクタイト、ヘリグマイトは、大きさ・数量ともに日本随一を誇っています。このほか、約70万年の時間をかけて生長した2.35の石筍も、日本最長の大きさといわれています。(参考文献:「川上町史‐地誌編‐」) 所在地:高梁市川上町七地3355問い合わせ: 磐窟谷公園管理事務所(48−3242) 開業日 日曜日 土曜日 国民の休日 ただし12月29日から1月3日までは休園 駐車場:23台(バス3台含む) 入洞料 料金: 小人400円、 中学生600円、 大人800円