西林国橋生家のツバキ 【にしばやしこっきょうせいかのつばき】 (市指定重要文化財) 備中神楽の創始者西林国橋(国学者、1764〜 1828)の生家(落合町福地)にあるヤブツバキ。 推定樹齢は約400年、目通り2メー トル、樹高6メー トル。県 下に現存するツバキの中では最古のもので、地域 の人からは「神楽椿」と呼ばれ親しまれています。 ツバキのほとりには、西林家が代々屋敷神として 祭っている「妙見様」があり、ツバキとともに大 切に守られています。 ツバキは十数年前から衰弱し枯死寸前でした が、昨年から市教育委員会が樹木医による治療に 着手。根元の土壌や水はけを改善し活性剤の注入 などを行った結果、現在では葉も濃い緑になり元 気を取り戻しつつあります。3月上旬からはつぼ みが徐々に開花し、真っ赤に咲く花が春を告げて います。 (広報高梁より転記)