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行財政改革の取り組みその3の変更点

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!!!改革ジモティーズ
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!!!行財政改革の取り組みその3
将来の財政推計と実施計画の内容


市の財政は、大きく悪化しており、これまで進めてきた施策や事務をそのまま行っていくことは、今後困難な状況と思われます。今回は、将来の財政推計と先月号に引き続き行財政改革の実施計画についてお知らせしていきます。

!!市の貯金を取り崩した予算編成
平成12年度から合併(16年度)までの財政の状況は2月号でお伝えしました。合併にあたっては、新市の進むべき姿を示した「(新)高梁市まちづくり計画」を策定し、合併後10年間の事業計画や、合併に伴う事務の効率化などによって住民の皆さんに対するサービスを下げない方向を見通していました。しかしながら、平成18年度の予算では前年度に引き続き一般財源が大幅に不足することになり、市の貯金である財政調整基金などから、5億4900万円を取り崩したほか、事務費の削減などで財源の確保を図りました。

!!財政悪化の理由
合併前の財政見通しから大きく財政状況が悪化してきた要因は、国の「三位一体の改革」によって、本市が歳入として大きく依存している地方交付税が大幅に減少(平成16年度は15年度に比べて約9億3000万円減)したことがあげられます。今後も国家財政は極めて厳しい状況にあることから、国から地方への資金の流れはいっそう縮小され、長期的に厳しい状況が続くものと思われます。

!!将来の財政推計
新市の財政推計は、「(新)高梁市まちづくり計画」と「高梁市過路地域自立促進計画」に国の「三位一体改革」を加えて算出したもので、図のように、たちまち平成18年度から財源不足となります。平成20年度までの不足額については、市の貯金で穴埋めができますが、21年度以降は貯金も底をつき赤字団体に転落すると見込まれます。赤字団体になると、国の監督・指導の下で、再建に向けて計画的な運営を行うこととなり、市民の皆さんに過重な負担とサービスの低下をもたらすことにもなります。このようなことは、避けなければなりません。市は、市民の皆さんにご理解とご協力をいただきながら、適正な行財政となるよう改革を推進していきます。

■問い合わせ
行財政改革推進本部事務局(企画課内21−0209)
広報たかはし 2006年5月号掲載記事