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ホームページを制作する上での様々な注意事項

■著作権と各種法律
ホームページはインターネット上に公開した瞬間から、インターネットにつなげる環境さえあれば世界中どこからでも誰でも見ることが出来ます。これは個人であろうが大きな組織であろうが同じ条件であり、当然のことながら個人の私的なホームページであっても著作権をはじめとする各種法律をふまえたページの制作をする必要があります。

では、具体的どのようなことをやると問題があるのでしょうか。

著作権に関する問題
  1. アーティスト(有名無名に関係なく)の楽曲(POPs・演歌・インストロメンタルelt)などの著作物を著作権者の同意なく勝手にホームページでBGMなどに使用する。
  2. 雑誌などに掲載された芸能人や有名人の写真を複製しホームページ上で使用する。(アニメのキャラクターやイラストも含む)
  3. 他人の描いた文章を無許可でホームページ上に転載する。
  4. 他人の撮った写真を無許可でホームページ上に掲載する。
プライバシーの侵害に当たる行為
  • ホームページ上の日記や文章内で他人を実名で公開している場合、その内容いかんによっては名誉毀損罪や侮辱罪に当たる場合があります。具体的には「○○食堂の弁当は不味い」とか「○○学校の先生は馬鹿だ!」といったものです。
商標権に関する問題
  • ホームページのタイトルや管理人のバンドルネーム(インターネット上のニックネーム)に有名人の名前や有名キャラクターの名前を使用すると、ホームページに訪れたひとに有名人やキャラクターと関係のあるサイトと誤認混同するおそれがあり、著作権侵害とまではいかないにしても商標権や不正競争防止法による無体財産権の保護違反になる可能性があります。
(著作権の違反に関しては本当に訴えられる可能性が高いです。絶対にやめましょう。)

■フォントの多用
ホームページ制作ソフトを使用してホームページを制作していると、思わずワープロ感覚でページを制作してしまいがちですが実はここに大きな落とし穴が待っています。
ワープロで制作したファイルはそのものひとつで完結しますが、ホームページ用に制作されたHTMLというファイルはいわばページを制作するための設計図のようなものなのです。

ホームページを表示するためにはインターネットエクスプローラーといったHTMLを表示するためのソフト(以下ブラウザと呼びます)が設計図であるHTMLファイルを読み込み自分のパソコン内から必要な部品を集めてきてブラウザ内でページを完成させます。

この際、画像ファイルはHTMLファイルと共にネット上からダウンロードされてきますがそのほかのファイルはページを見ているユーザーのパソコン内にある材料を使用します。このときページ内のフォントを制作者が誰のパソコンにでも入っているフォント以外のもの(正調祥南行書体・DFP極太丸ゴシック体など)を指定していたとしてもページを見ている観覧者のパソコンにそのフォントが入っていない場合は制作者の意図道理には表示されません。

このためホームページを制作する場合、フォントの指定はデフォルトのMSゴシックや誰のパソコンにでも入っているMS明朝などごく一般的なものを使用するのが無難です。

■工事中
新しくホームページを制作した場合、「こんなコーナーも作りたい、あんなコーナーも作りたい」けど今はまだ出来ていないので「もうすぐこういうコーナーを作りますよ」という意味を込めて「コーナー名+工事中」というボタンだけのものを作りがちです。

しかしこれは全く自己満足以外のなにものでもありません、せっかく訪れた観覧者も工事中だらけのホームページでは見る気をそがれてしまいます、このため出来る限り「工事中」ボタンは作らずに新コーナーの告知をしたい場合は日記コーナーや更新記録コーナー内などで告知しましょう。

■ページ容量と表示画面サイズ
平成16年1月現在、日本国内でブロードバンドでインターネットに接続しているユーザーは全体の約57%という数字が発表されました。ブロードバンドの普及は驚くべき速度で進んでいますがそれでもなお現在10人に4人はダイアルアップやISDNといったナローバンドの通信環境でネットサーフィンをしていることになります。

ホームページを作って不特定多数の人に見てもらう上で重要なのがページの表示速度の速さです。
ブロードバンド環境では、ほとんど瞬間的に表示されるページでもナロー環境では1分も待たなくては表示されないような重たいページではナロー環境のユーザーは誰ひとりページを見てくれません。

ホームページを制作する上で、より多くの人に見てもらうためにも、ページの制作はプアーな環境に於いても快適に見られるページを制作することが重要となります。

1.ページ容量
一般にクリックしてから5秒以上何の反応もないページはユーザーが不安になり「戻る」ボタンで戻ってしまうと言われています。またクリックしてから15秒以内ですべてが表示されないページもキャンセルされる可能性が高いと言われています。これからあなたのホームページを訪れようとしている人の通信環境がダイアルアップであった場合、15秒でページすべてを表示使用とするとページの総容量は約100kバイト(indexページ)が最高値ということになります。
(回線速度56kbpsで一秒間に受け取れるデータのサイズは7.2kバイト、よって15秒間ですべてを表示させるには7.2×15=108となります。)

つまりトップページを制作する上では背景画像や写真、ボタンロゴなどすべてをひっくるめた上で60kバイトいないに納めると寄り多くの人にページを見てもらえる可能性が高くなると言えます。

2.表示画面サイズ
表示画面サイズとはインターネットを見ているユーザーのパソコンのディスプレイのサイズを差します。現在最も多いのは14インチの液晶ディスプレーサイズに当たる「1024x768」ピクセル(約70%−hareha調べ)ですが少し前のノートPCで主流だった「800×600」ピクセルのディスプレイでネットサーフィンをしているユーザーも少なくありません。自分のパソコンが1024x768サイズのディスプレイの場合、その画面を基本にデザインをしてしまいがちですが、そうして出来たページを800×600のディスプレイで見た場合、大幅にデザインが崩れたり横スクロールをしないと巣ぺてのページを見ることが出来ないページになってしまうことがままあります。このような状態にならないためにもページの横サイズは最大でも780ピクセル程度でデザインすることが求められます。

動画配信
デジカメで動画が撮れたり自分で作った曲をmp3にして配信したい、といった需要が最近急増しています、著作権さえ問題とならなければ何の問題もなさそうですが実はここにも落とし穴があります。
動画や楽曲を配信する行為はホームページを於いているサーバーにとってとても負担の大きい作業となるため頭からこれらの配信を禁止しているレンタルサーバーやプロバイダーが多くあります。このため動画や音楽の配信がしたい場合は自分のホームページを於いているサーバーの業者の注意事項をよく読んだ上で行うようにしましょう、万が一これらの行為を禁止しているサーバーで規約違反をした場合、強制退会となる可能性があります。







    

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