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自分のホームページをどこに置くのか?

ホームページの開設に際し、まず決めるのは自分のホームページをどこに置くのか?ということです。

通常、最初に考えられるのは、現在使っているプロバイダーに無料でついてくるホームページスペースでしょう。一般的なプロバイダーならばほとんどすべての業者が会員向けに5メガ〜50メガ程度のホームページスペースを無料で提供しています。しかしこの無料スペースには様々な制約があり作りたいホームページの種類によってはとても使いづらいものとなることもあります。まずはプロバイダーのホームページスペースのメリットとデメリットを見てみましょう。

メリット
  • 無料で利用できる。
  • 丁重なサポートが受けられる。
  • メジャーなプロバイダーでホームページを設置した場合、プロバイダーのメールマガジンなどで100万〜300万人の会員にホームページの宣伝をしてくれる。
    (メジャーなプロバイダーであればあるほど効果があります。)
デメリット
  • 商業利用できないことがある。
  • プロバイダーを変えたときにホームページをすべて変更しなければならない。
    (独自ドメインを所得してアドレスの転送を行えばこの問題は回避できます。)
  • ホームページのスペースが小さい。
  • CGIが使用できないことがある。
  • CGIファイルと画像ファイルを同じスペースに置くことが出来ない。
    (CGIスクリプトを設置する場合、画像ファイルをすべて別スペースに移さなければならないため設置作業が繁雑になる。)
  • CGIファイルを専用スペースや別サーバーに置く必要がある場合が多い。
    (CGIファイルは場合によってはサーバーを壊すことがあるためプロバイダーによって様々な制約があることがあります。)

以上、上のようなことがあげられます。このメリットとデメリットを照らし合わせて自分にとってのベストスペースはどこかを決めましょう。

またインターネット上には無料ホームページレンタルサービス(ジオシティーズなど)も多く存在しますがこれらのサービスもほとんどが、「広告が自動的に挿入される」「突然閉鎖される」など制約がいろいろとあります、個人のホームページを制作する場合などは特に問題ありませんが、商用のホームページ等を作ろうと考えている場合はあまりおすすめできません。

そこでホームページを作る上で私がおすすめするのはレンタルサーバー(レンタルホームページスペース)の導入です。レンタルサーバーとはプロバイダーとは違いホームページスペースを貸すことに特化した業者でインターネットへの接続サービスは行っていませんがホームページを置くことに関してはプロバイダーの無料スペースや無料ホームページレンタルサービスよりも一クラス上のサービスが受けられます。以下レンタルサーバーのメリットとデメリットです。
メリット
  • ホームページスペースに余裕がある(100メガ〜300メガ)
  • プロバイダーを変えてもホームページのURLやメールアドレスが変わらない。
  • 独自ドメインや簡易独自ドメインが容易にとれる。
  • CGIやPHPの設置が自由に可能。
  • レンタルサーバー以外の付加価値サービスが多数ある。
    (アクセス解析、ショッピングカーゴスクリプトの無料レンタルなど)
デメリット
  • 有料である。(250円〜10万円)
  • 最初の導入方法がわかりにくい。
  • 小規模業者が多いため安い料金の業者の場合とつぜん廃業する可能性がある。
  • 業者によってはサーバーのスペックや回線速度に問題がある場合がある。
CGIとは?
Common Gateway Interface

 WWWサーバのシステムにおいて、HTMLから外部のプログラムを起動して、その結果をWWWクライアントへ返すための仕組み。HTMLだけでは記述できないような動的なページを作成することができる。

 たとえば、ユーザーの入力したフォームのデータをサーバ側へ読み込んだり、ユーザーからの指令に従って表示内容やその応答を変えたりするために使用される。また、ユーザーのアクセスカウンタ(そのページがアクセスされた回数を表わす数値のカウンタ)なども、このCGIを使って実現されている。

 WWWサーバと、CGIを通して起動されるプログラムは、通常は標準入出力を使ってデータをやり取りする。
PHPとは?
PHP Hypertext Preprocessor

 CGIと同様、動的にWebページを生成するためのWebアプリケーション開発言語(システム)。PHP Group(http://www.php.net/)から、オープンソースソフトウェアとしてリリースされている。


 PHPで実際にスクリプトを記述するには、HTMLファイルの中に「<?PHP〜?>」というタグを使い、その中にPHPのスクリプトを記述する。クライアントがWebサーバにそのHTMLファイルをリクエストすると、WebサーバはPHPインタープリタを呼び出し、その実行結果をクライアントに返す。一般に、Perlなどを使ったCGI処理では、Perlスクリプトとそれを呼び出すHTMLファイルの2つのファイルが必要になるが、PHPでは1つのHTMLファイル中にスクリプトを埋め込むことができ、開発が容易である。また、C言語に似た言語仕様や、OracleやPostgreSQLといったデータベースとの連携機能が強力といった特徴も持っている。

アスキーデジタル辞典より引用




    

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